星空の見方

特徴的な星の並びから探してみよう

たくさんの星を見て、いきなり星座を探すのは大変です。
まずは、空全体を見渡して特徴的な星の並びの星座から探してみましょう。 冬はオリオン座、春は北斗七星、夏は夏の大三角、秋は秋の四辺形からたどってみましょう。 きっかけが見つかると芋づる式に星座を見つけられるようになります。

春の星座

星座
夏の星座
星座
秋の星座
星座
冬の星座
星座

北極星を探してみよう

北極星の探し方 星空観察をする上で、方角を知ることはとても大切です。方位磁石を使えば簡単ですが、星さえ見えていれば「北極星」をたよりに方角を知ることができます。 春から夏は「北斗七星」、秋から冬は「カシオペア座」から探します。慣れればすぐ見つけられますので、是非チャレンジしてみてください。

北極星を探してみよう
星座

北極星を探してみよう

●月明かりがないとき/●家々の明かりが消える夜中/●天体が南中している時

空が暗い場所でも、月明かりがあると見える星の数が少なくなり、天の川のような淡い天体は見えなくなってしまいます。
理想的には、一晩中暗い星空を楽しむことが出来る新月の前後が良いでしょう。
また、地平線付近の低い空に比べて、高度が高ければ高いほど天体はよく見えます。これは地上の照明の影響が少なくなって背景の空が暗くなるほか、大気の乱れなどの影響が少なくなるためです。

●東西南北のどの方向の空もよく見えるところ
●周りに街灯などの明るい照明などがないところ

星空の観察は出来るだけ空が暗いところで行いましょう。
暗い星までよく見えるところであれば星座も分かりやすく簡単に見つけることができます。また、淡い星雲星団を暗い空見る姿は美しく感動的です。

●暗いところに目が慣れるまで待ちましょう。(およそ10~30分ぐらい)
●空を見上げるのに楽な姿勢で観察しましょう。(例:椅子に座ったり、地面に寝転がったり。)
●防寒対策は万全にしましょう。

冬はもちろんですが、夏でも深夜は冷えることがあります。防寒対策をしっかして観望を楽しむようにしましょう。

●足元が不安定なところでの観察は絶対に避けましょう(水辺、崖、道路など)
●むやみに懐中電灯で照らしたりしないようにしましょう。

既に観察をしている人がいる場合は迷惑になります。暗闇に十分目が慣れてから行動するか、懐中電灯のライトには、赤いハンカチやセロハンなどを被せて減光しましょう。