2017.4 |
今月の1枚(木星)
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トピック=木星が観望好機!
太陽系最大の惑星で、望遠鏡で見ると、縞模様や木星の周りをまわっているガリレオ衛星などが見えます。4月は風も弱まり、縞模様がはっきり見える日が多くなります。また、衛星同士が重なる相互食も多くなります。 |
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基本情報
【月の見やすい時期】4月 1~ 9日、 〇満月11日、●新月26日
【星の見やすい時期】4月17~30日
【水星】観望不可。
【金星】4/7より第1・2回で観望可。
【火星】観望不可。
【木星】4/15より第7・8回で観望可。
【土星】観望不可。
観望対象
レグルス:一等星(しし座)、M44(プレセペ星団):散開星団(かに座)、アルギエバ:二重星(しし座) |
2017.5 |
今月の1枚(金星)
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トピック=昼間の金星が観望好機!
金星は3月25日に内合を迎え、4月30日に最大光度となって昼間でも望遠鏡で見ることができ、条件が良ければ、肉眼でも見ることができます。 |
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基本情報
【月の見やすい時期】5月 1日~ 9日、 〇満月11日、●新月26日
【星の見やすい時期】5月17日~29日
【水星】観望不可。
【金星】第1・2回で観望可。
【火星】観望不可。
【木星】第7・8回で観望可。
【土星】観望不可。
観望対象
スピカ:一等星(おとめ座)、M51:子持ち銀河(りょうけん座)、ミザール:三重星(おおぐま座) |
2017.6 |
今月の1枚(Ⅿ13)
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トピック=M13:球状星団
北天で最大の球状星団です。美しさは全天一とも言われ、65cm望遠鏡で見ると、多くの星が何重にも重なって見えます。 |
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基本情報
【月の見やすい時期】6月 1日~ 7日、28日~30日、 〇満月 9日、●新月24日
【星の見やすい時期】6月15日~27日
【水星】観望不可。
【金星】第1・2回で観望可。
【火星】観望不可。
【木星】第7・8回で観望可。
【土星】6/23より第8回で観望可。
観望対象
アルクトゥールス:一等星(うしかい座)、M13:球状星団(ヘルクレス座)、コルカロリ:二重星(りょうけん座) |
2017.7 |
今月の1枚(土星)
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トピック=土星が観望好機!
昨年よりも大きく環が傾いた土星が観望できます。観望対象人気No1の土星の姿を65cm望遠鏡で是非ご覧ください。 |
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基本情報
【月の見やすい時期】7月 1日~ 6日、28日~31日 、 〇満月 9日、●新月23日
【星の見やすい時期】7月14日~27日
【水星】観望不可。
【金星】第1・2回で観望可
【火星】観望不可。
【木星】第7回で観望可。
【土星】第8回で観望可(7/10より7回以降で観望可)。
観望対象
ベガ:一等星(こと座)、M57(リング星雲):惑星状星雲(こと座)、ダブルダブルスター:四重星(こと座) |
2017.8 |
今月の1枚(天の川)
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トピック=天の川(天の川銀河)
天の川といったら夏の夜空が一番。月明かりがない夜、夏の大三角を横切る天の川を見ることができます。 |
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基本情報
【月の見やすい時期】8月 1日~ 5日、26日~31日 〇満月 8日、●新月22日
【星の見やすい時期】8月13日~25日
【水星】観望不可。
【金星】第1~3回で観望可。
【火星】観望不可。
【木星】8/18まで第6回で観望可。
【土星】第7・8回で観望可。
観望対象
アルタイル:一等星(わし座)、M8(干潟星雲):散光星雲(いて座)、ラスアルゲティ:二重星(ヘルクレス座) |
2017.9 |
今月の1枚(月)
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トピック=月
月の見ごろの季節です。日本では古くからお団子やススキを供え、お月見を楽しむ習慣があります。例年9月に見られることの多い「中秋の名月」は今年は10月4日になります。 |
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基本情報
【月の見やすい時期】9月24日~30日、 〇満月 6日、●新月20日
【星の見やすい時期】9月11日~23日
【水星】観望不可。
【金星】第1~3回まで観望可。
【火星】観望不可。
【木星】観望不可。
【土星】9/25まで第6・7回で観望可。
観望対象
デネブ:一等星(はくちょう座)、M11:散開星団(たて座)、アルビレオ:二重星(はくちょう座) |
2017.10 |
今月の1枚(Ⅿ31)
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トピック=M31:アンドロメダ銀河
私たちの住む天の川銀河の隣りにある美しい銀河です。暗く澄んだ夜空では肉眼でも存在がわかり、双眼鏡や望遠鏡で見ると、巨大な楕円の光芒の広がりを楽しめます。 |
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基本情報
【月の見やすい時期】10月24日~31日、 〇満月 6日、●新月20日
【星の見やすい時期】10月11日~23日
【水星】観望不可。
【金星】10/15まで第1~3回で観望可。
【火星】観望不可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】10/10より第7・8回で観望可。
観望対象
アルフェラッツ:二等星(アンドロメダ座)、M31:銀河(アンドロメダ座)、アルマク:二重星(アンドロメダ座) |
2017.11 |
今月の1枚(h・χ)
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トピック=h・χ(二重星団)(エイチ・カイ)
ペルセウス座にある2つの散開星団です。空が暗い場所ですと肉眼でも確認できます。望遠鏡を使わなくても双眼鏡で、星が密集したきれいな姿が見えます。 |
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基本情報
【月の見やすい時期】11月23日~30日、 〇満月 4日、●新月18日
【星の見やすい時期】11月 9日~22日
【水星】観望不可。
【金星】観望不可。
【火星】観望不可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】第6~8回で観望可。
【海王星】第6~8回で観望可。
観望対象
フォーマルハウト:一等星(みなみのうお座)、h・χ(二重星団)(エイチ・カイ):散開星団(ペルセウス座)、おひつじ座γ(ガンマ):二重星(おひつじ座) |
2017.12 |
今月の1枚(Ⅿ45)
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トピック=M45(プレアデス星団・すばる):散開星団
1,000年以上も前の平安時代のころから「すばる」という名で親しまれてきました。明るい星の配列が小さな
ひしゃくや羽子板を連想させる、美しい散開星団です。 |
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基本情報
【月の見やすい時期】12月23日~31日、 〇満月 4日、●新月18日
【星の見やすい時期】 12月 9日~22日
【水星】観望不可。
【金星】観望不可。
【火星】観望不可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】第6~8回で観望可。
【海王星】第6~8回で観望可。
観望対象
カペラ:一等星(ぎょしゃ座)、M45(プレアデス星団・すばる):散開星団(おうし座)、ケフェウス座δ(デルタ):二重星 |
2018.1 |
今月の1枚(Ⅿ35)
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トピック=M35:散開星団
ふたご座のカストル(二重星)の足元にある満月ほどの大きさの散開星団です。500個ほどの星が集まった美しい星団です。 |
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基本情報
【月の見やすい時期】1月21日~29日、 〇満月 1日、31日 ●新月17日
【星の見やすい時期】1月 7日~20日
【皆既月食】 1月31日 (20時50分~ 0時11分)
【水星】観望不可。
【金星】観望不可。
【火星】観望不可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
観望対象
アルデバラン:一等星(おうし座)、M35:散開星団(ふたご座)、オリオン座σ(シグマ):多重星
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2018.2 |
今月の1枚(Ⅿ42)
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トピック=M42(オリオン大星雲):散光星雲
望遠鏡で見ると鳥が翼を広げた姿に似ています。中心部分の四重星「トラペジウム」は、この星雲から生まれたばかりの新しい星の姿です。 |
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基本情報
【月の見やすい時期】2月20日~28日、 〇満月 ─ ●新月16日
【星の見やすい時期】2月 6日~19日
【水星】観望不可。
【金星】観望不可。
【火星】 観望不可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】2/15まで第6・7回で観望可。
観望対象
ベテルギウス:一等星(オリオン座)、M42(オリオン大星雲):散光星雲(オリオン座)、カストル:二重星(ふたご座) |
2018.3 |
今月の1枚(Ⅿ44)
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トピック=M44(プレセぺ星団):散開星団
M44は、かに座のかにの甲羅の部分に位置し、双眼鏡や望遠鏡で拡大すると40以上の星々が美しい姿を見せてくれます。 |
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基本情報
【月の見やすい時期】3月22日~30日、 〇満月 2日、31日 ●新月17日
【星の見やすい時期】3月 8日~21日
【水星】観望不可。
【金星】観望不可。
【火星】観望不可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】3/20まで第6回で観望可。
観望対象
シリウス:一等星(おおいぬ座)、M44(プレセペ星団):散開星団(かに座)、いっかくじゅう座β(ベータ):三重星 |
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